GT-R Magazine 143号は10月1日(月)発売!

2018年9月27日

今号の巻頭企画のテーマは「事故と向き合う」。誰もがその当事者になるまで「自分は関係ない」と思いがちです。ただ、全国の交通事故発生件数は1年間に約47万件(平成29年度)、1日平均だと約1,290件も起こっています。明日は我が身ではないですが、クルマに乗る限り事故とは常に隣り合わせであることをまずは肝に命じてほしいと思います。思いもよらぬアクシデントで、大切にしてきた愛車が一瞬にして無惨な姿に変わってしまう現実は、失望感、後悔、悔しさに苛まれるとともに、「直せるのだろうか?」という不安が襲いかかり、気持ちは奈落の底へと落ちていくはずです。「買い替え」「箱替え」などGT-Rオーナーとして生きる道はいくつかありますが、傍らにいて当たり前、何事にも代え難い存在であるGT-Rを「なんとしてでも救いたい」と思うのが心情でしょう。

「一生乗り続けるために事故車になることは厭わない。何としても復活させたい」と願うオーナー諸氏に向けて、今回、GT-Rを愛する板金職人が手掛ける事故修復作業の一部始終を公開しています。ただ、再起の道程を紹介するだけではなく、最高の状態で復活させるために知っておくべき心構え、甦生に向き合う板金職人の想い、そして、事故という不幸が降り掛かってしまったオーナーの心情など、さまざまな側面から事故の真実と向き合い方を取り上げています。一番大切なのは「諦めない心」。そして、事故からの再起に真摯に向き合うショップと気持ちを一つにすることができれば、愛車の再興は決して不可能ではありません。

その他、今号では9月9日に開催した「R’s Meeting 2018 in 富士スピードウェイ」の模様を速報で紹介しています。過去最高の来場者数と出展社数を記録した今年は、お笑いタレントの「間 寛平」師匠とテンダラーの「浜本広晃」氏が初来場するなど、新しいムーブメントも生まれ、最高に盛り上がりました。その熱き一日を紹介しています。また、このイベントの模様は平成30(2018)年11月1日(木)発売予定の本誌別冊「GT-R OWNERS FILE Ⅷ(イベントレポートDVD付き)」でもたっぷりとお届けします。こちらにもぜひご期待ください!

※なお、今号には特別付録として「オリジナルタオル」が付いています。

 

●GT-R Magazine 143号のその他のコンテンツ:第2世代GT-Rの源流を探る「渡邉衡三からの質問状」最終回/新連載 BLITZ流「R35 TUNINGの登竜門」/RiOが教える「R35インジェクター流用の真実」/オーナーのRライフを赤裸々に公開する「あなたのR見せてください」&「10万&20万km倶楽部」etc.

「GT-R Magazine143号」 平成30(2018)年10月1日(月)発売

特別定価:1,400円(税込み)発行・発売:株式会社交通タイムス社