GT-R Magazine131号は10月1日(土)発売!

2016年9月28日

 荒々しい悍馬か、それとも優れた駿馬か。操る楽しさには人それぞれ好みはありますが、9年間のモデルライフを経て誕生した最新の R35GT-R 2017年モデル(MY17)は、明らかに優れた駿馬に成長しました。普段でも乗れるデイリースポーツカーとして間口を広げたことで、幅広いユーザーが興味を示し、新車販売も好調とのこと。転換期となったのは平成25(2013)年の開発陣の一新。前・開発責任者の水野和敏氏からタクトを受け継いだ日産自動車 R35チーフ・プロダクト・スペシャリストの田村宏志氏はまず、速さはGT-R NISMOに任せて、基準車はGT指向を高めるべく潔くキャラクターを分けたのです。その基準車の目指すベクトルとなったのが、かつてBNR34に設定した洗練された大人のGT「M-spec」でした。そして、開発体制が変わってから3年。抜本的な改革により、R35GT-Rの基準車はM-specの思想を受け継いで、プレミアムスポーツという一つの到達点に辿り着きました。

今号では現時点におけるR35の頂点と言えるMY17とその原点となったR34のM-spec(Nur)を比較試乗。ちなみに、取材に使用した新車のR35の走行距離は約700km、R34の走行距離はなんとそれより少ない”約650km”! 2人のオーナーに協力をいただき、現時点で考えられる最高のコンディションの車両でインプレッションが実現しました。早秋の北海道でその2台に、無類のGT-R好きである自動車ライターの西川 淳氏が乗り込み、R34 M-specの存在意義/価値、そしてR35 2017年モデルが目指した世界観/到達点とは何かを考察。新旧GT-Rの2台が交わることで見えた意外な共通点と、作り手の田村宏志氏の思いも伝えます。

そして、究極の速さを追い求めるR35「GT-R NISMO」とその血を受け継ぐ「Track edition engineered by nismo」にも初試乗。R35のレーシング領域をさらに鍛えたその走りはどこまで進化したのか? そのパフォーマンスにもご注目ください。その他、2014年モデルとの比較ツーリングまで、今号は最新GT-Rの本質に奥深くまで迫ります。

 

 

 

 

 

 

 

また、平成28(’16)年9月11日(日)に富士スピードウェイ・イベント広場で開催された「R’s Meeting 2016」の模様もパート1、パート2に分けてたっぷり紹介。パート1では5,072人が集ったイベント全体の盛り上がりを、パート2では出展いただいた73社の各ブースを徹底レポート。GT-Rを愛して止まないオーナー、ファンの皆さま、そして出展社さま、そして本誌スタッフらが一体となった熱き一日をお伝えします。本誌で伝え切れなかった模様は、平成28(’16)年11月1日(火)発売予定の別冊「GT-R OWNERS FILE Ⅵ」(イベントレポートDVD付き)に盛り込む予定ですのでお楽しみに!

●GT-R Magazine 131号その他のコンテンツ:松田次生選手が愛車で確かめるHKS GTⅢタービン「SS」&「RS」公道試乗/GLION MUSEUM×OS技研が手掛けるR32GT-Rコンプリートカー「OSR32」計画始動/全世代GT−Rの最新中古車相場をリサーチ&解析/オーナーのGT-Rライフを公開する人気企画「あなたのR見せてください&10万20万km倶楽部」etc.

 

●「GT-R Magazine 131号」平成28年10月1日(土)発売
価格:1,300円(税込み) 発行・発売:株式会社交通タイムス社