GT-R Magazine135号は6月1日(木)発売!

2017年5月29日

多くの第2世代GT-Rが、車齢20年/走行距離20万km時代を迎えた平成29(2017)年。中古車相場はいまだ高値安定で、さらには純正部品の価格高騰は止まらず、取り巻く環境は決して良好とはいえません。車歴を重ねて、車両が古くなっているため、たとえ1,000万円をかけてレストアを施したとしても100%壊れないという保証もないのが現状です。つまり、第2世代GT–Rを今後維持していくためには「直し続けながら乗る」という覚悟が必要となっています。
ただ、GT-Rにはこうした状況を乗り越えてでも所有し続けたい魅力があるからこそ、今なお多くの車両が残存しているのでしょう。今後、多くのオーナー諸氏が迎えるこの試練をどのようにして乗り越えるべきか? 今号では「自分のできることは自分の手で行うこと」をテーマに、その道のプロフェッショナルに一般オーナーでもできる健康維持メンテナンス法、そして新たな延命プランを提案してもらっています。「トラブルの起こりやすい部位」「通常のメンテナンスとして誰もが行っていること」「皆さんが気になっている疑問/質問」などを中心とした質問をプロに投げかけ、その上で日常点検の延長+αでできる長寿法を指南いただきました。多くの電子制御が組み込まれた第2世代以降のGT-Rはヘタにいじると壊してしまう可能性もありますが、そんな中でもかけがえのない相棒と長く付き合うためにわれわれができることは数多くあります。また、愛車に触れ、いろいろなことを知ることでGT-Rへの愛着を深めてもらうことも本企画のもう一つのテーマです。

    

また、去る3月25日に茨城県の筑波サーキットで開催された姉妹誌CARトップの創刊50周年記念イベント「筑波フェスティバル」内で行いました「R’sオフ会」。特別ゲストとしてお招きしたR32実験主担・R33/R34商品主管の渡邉衡三氏を交えた当日の模様と、参加いただいた37台の愛車紹介など余すことなく掲載しています。さらにイベントといえば、今年の9月10日(日)に開催が決まったR’s Meetingの主要イベント概要の発表とエントリーユーザーの募集も今号発売直後にスタートします。誌面で告知していますので、皆さまのご応募をお待ちしています。
その他、2017年度、GT-Rをターゲットに開発が行われた最新アルミホイールを取り上げる「GT-R WHEEL TREND 2017」では、企画から開発まで携わった各社のキーマンが製造技術の進化とホイールに込めた拘りを語っています。たかがホイール、されどホイール。デザイン一つ一つに宿る熱き思いを感じてほしいと思います。今号もメンテナンス、イベントレポート、そしてカスタマイズに至るまで、読み応えたっぷりでお届けしています!

  

●GT-R Magazine 135号のその他のコンテンツ:極限に挑んだ最速のR35「神風R」の真実に迫る/好評連載中『GOS Labo.』が製作するコンプリートカー「OSR32」レポート/歴史を作ったパーツ列伝「逸品は進化する FUJITSUBO・Muffler」/第2世代GT−Rが生まれた理由を掘り下げる「渡邉衡三からの質問状」/オーナーのRライフを赤裸々に公開する「あなたのR見せてください」&「10万20万kmクラブ」etc.

「GT-R Magazine 135号」平成29(2017)年6月1日(木)発売

定価:1,300円(税込)/発行:(株)交通タイムス社 http://www.kotsu-times.jp 偶数月1日発売