GT-R Magazine139号は2月1日(木)発売!

2018年1月30日

日本が誇る高性能モデルの代名詞であるスカイラインGT−R/日産GT−R。クルマ好きでなくても、一度はその名前を耳にしたことはあるでしょう。そのGT-Rが誕生したのは昭和44(1969)年2月。当時の市販車としては世界に類を見ない2ℓ直列6気筒DOHC24バルブエンジンを搭載したハコスカ(PGC10/KPGC10型)は、モータースポーツの世界でも前人未踏の49連勝を記録するなど、その名前を世に知らしめました。以後、GT−Rは2度の排ガス規制で一時姿を消しましたが、開発陣とファンの熱い思いにより、時を経て見事に復活。これまでに6型8モデルが登場しています。

今号では、1年後の平成31(’19)年、GT−Rが節目となる50周年を迎える前に、長きに渡るその歴史をかえりみることとしました。初代のハコスカ、そしてわずか197台のみが生産され、幻のGT−Rと呼ばれるケンメリ。チューニングを施すと1,000psを可能としたタフなRB26DETTエンジンと革新的な4WDシステムの組み合わせで、レースのみならず、アフターパーツ市場でも高い人気を誇ったBNR32/BCNR33/BNR34。市販車でありながら最高出力は600ps(GT−R NISMO)に到達。世界の名だたるスーパースポーツと肩を並べたR35。変革と進化のヒストリーを振り返ることで、各世代の魅力にあらためて触れることができるはずです。現在GT−Rを所有されている方はもちろん「いつかはオーナーに」と夢見る方も、日本を代表する希代のサラブレットに脈々と受け継がれてきたRの魂に思いを馳せてほしいと思います。

第2特集は平成29(’17)年11月24日に発表されたBNR32の製廃部品の再生&供給サポート「NISMOヘリテージ」の続編をお届けします。発表当日には74アイテムが発売されましたが、特集では日産/NISMOが手掛けるこのプロジェクトの今後の展開についてレポートしています。第2世代GT−Rオーナー/ファンにとって必見の内容であることは間違いありません。ぜひ、ご一読いただきたいです。

もう一つ、好評連載中の「TRUST GReddy RX復活の道」では、ついにBNR34をベースとしたGReddy RXの最終プロトタイプが登場。試作タービンやマフラーなど今後展開が予定されている第2世代R用モディファイパーツも公開しています。このマシンは’19年2月10日(土)〜12日(月・振休)、インテックス大阪で開催される「大阪オートメッセ2018」に展示されるので、気になるオーナー、ファンはぜひ現地でチェックしてください。

● GT-R Magazine139号その他のコンテンツ:NISMO FESTIVAL&TOKYO AUTO SALON 2018レポート/GT−R最新チューニングに触れる「CLUB RH9 鈴鹿チューニングバトル」/第2世代GT−Rが生まれた理由を掘り下げる「渡邉衡三からの質問状(長谷見昌弘氏・編)」/オーナーのRライフを赤裸々に公開する「あなたのR見せてください」&「10万&20万kmクラブ」etc.

 

「GT-R Magazine139号」 平成30(’18)年2月1日(木)発売

価格:1,300円(税込み)発行・発売:株式会社交通タイムス社