トラックスピリッツ11月号(’16)
2016年9月17日発売
デコトラたちの未知なる可能性に鼓動が高まる
トラックを飾るという文化が日本に根付いてから、もうどれぐらいの時が流れたであろうか。これまで、多くのファンを魅了してきた「有名車」や「名車」と呼ばれるデコトラたちが、多数活躍してきた。お金をかければ、確かに素晴らしいデコトラを築き上げることはできる。しかし、それが「有名車」として位置づけされたとしても「名車」と呼ばれるか否かは、イコールではないように思う。結果だけではなく、その過程も楽しむのがデコトラ本来の姿であるように思えてならない。
トラックと向き合う年月を重ねてみて初めて、トラックというモノに気持ちが入ってゆくのではないだろうか。決して、フルアート車ばかりがデコトラではない。好きという確固とした思いがあれば、マーカーランプひとつしか装着されていなくてもデコトラであることに違いない。肝心なのはきっと、その人が持つ個性とアツき魂にあるのだろう。
仕事車を飾る者、プライベート車を飾る者。飾りの方向性などに違いはあれど、トラックを愛し、飾るということに垣根はない。今回掲載させていただいた車輛のなかで、あなたの心を揺さぶるデコトラはいただろうか。そのデコトラこそが、後に「名車」として全国区にその名を馳せる存在となるかもしれない……。
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