GT-R Magazine(マガジン)Vol.160(’21)

2021年7月30日発売

祝「R32GT-R生誕32周年!」

平成元(1989)年8月21日。ケンメリことKPGC110型スカイラインGT-R以来、16年ぶりに「GT-R復活」。同年5月22日に発売された8代目のR32型スカイラインに遅れること3カ月、ついに待望のGT-Rがラインアップされました。最高出力280psを発生する2.6Lの直6ツインターボエンジンにトルクスプリット式のアテーサE-TSを備えた4WD。イメージカラーはスパルタンなガングレーメタリック(ガンメタ)で、当時の市販車としては大型のリヤスポイラーや前置き大型インタークーラーを備えるなど見るからにただモノではない雰囲気を醸し出していました。実際、走らせてもバカッ速! GT-Rよりも1カ月早くZ32型フェアレディZもデビューしましたが、こちらも上級グレードのターボ車に280ps3L V6ツインターボエンジンを搭載。「GT-R vs Z」という日産の同門対決にクルマ好きは歓喜したものです。あれから32年。平成から令和へと時代が変わろうとも、R32GT-Rの人気は健在で、多くのオーナーが大切に維持しています。
今号ではR32の「生誕32周年」ということで、デビュー当時にタイムスリップするとともに、R32商品主管・伊藤修令氏、同実験主担・渡邉衡三氏、現行R35の統括責任者であり自身もR32を32年間所有している田村宏志氏の特別インタビューを掲載。32年を経た今だから語れる貴重な証言も多数あり! また、新車から32年間、コツコツとチューニングしながら乗り続けている強者や、R32でなんと64万kmも走行しているオーナーも登場。GT-Rファンにとって「永遠のヒーロー」であるR32GT-Rの偉大さにあらためて迫る特集です! また、2021年10月24日(日)に富士スピードウェイで開催予定のGT-R Magazine主催イベント「R’s Meeting 2021」のエントリー受け付けも今号の発売と同時に開始します。初代ハコスカから最新のR35まで、GT-Rオーナーの方は「世界最大級のGT-R祭り」に奮ってエントリーしてください!

【その他のコンテンツ】
●RB26用新作タービンの秘部を初公開「NISMO R3ターボの深層」
●10月24日(日)は富士がGT-R色に染まる「R’s Meeting 2021エントリーユーザー募集開始!」
●第2世代GT-Rのリフレッシュ済み完成車販売!「GT-R賢者の指南書 TOPSECERT」
●BNR32の後継モデル、その変遷を辿る「BCNR33進化の系譜」
●AUTOBACS SUPER GT 2021「このままじゃ終われない! GT-R試練のとき」
●平成チューニング 調律の系譜「クラッチ」編
●大切なGT-Rと末永くつきあうために「電装系トラブルの傾向と対策」
●R32/R33/R34/R35 「スタッフカー運行日誌」 etc.

▶定期購読の購入はこちら