ニューカー速報プラスシリーズ第64弾 トヨタ新型センチュリー
2018年9月4日発売
ニッポンの至宝、センチュリーが21年ぶりにフルチェンジ。そのすべてが明らかに
トヨタがニッポン車を代表し、また世界の超高級サルーンに挑もうと誕生させた初代センチュリーのデビューは1967年。発明王にしてトヨタグループの創設者でもある豊田佐吉翁の生誕100周年にちなんでネーミングされた。以来50年を経るが、フルモデルチェンジはわずかに2回。今回の新型は3代目となる。この間、センチュリーは皇室をはじめ国内外の要人のためのサルーンとしてその役割を果たしてきた。
2代目は1997年にデビューしているが、ついに21年目にして3代目の登場となった。細かい仕様変更は何度かあるものの、やはりこの20年間で自動車を巡る環境は大きく変化。唯一無二の価値を損なわず、時代の要請を満たし、そしてさらなる高みを追求すべく今回のフルモデルチェンジとなった。
通常の量販車種とは市場も生産工程も存在感もかなり異なるセンチュリーだけに、その代替わりは簡単なことではない。何を守り、何を変えるのか変えないのか。そんなコンセプトの確認や共有こそがポイントだった。
弊誌では、技術的な改善や見た目がどう変わったのかをしっかりと伝えるのはもちろん、どんな想いで外観を、内装を、走りを、快適性を追求したのか。そんな問いにしっかり応えます。新型センチュリーの開発を通じ、トヨタが、開発主査が、デザイナーがどんな価値を見出そうとう奮闘したのか。そんな物語が満載の1冊です。
さらに弊誌の特徴であるプラス企画では、50年超におよぶ歴代モデルの特徴を、当時の貴重なカタログや過去のCARトップ誌面を通じていきいきと蘇らせます。歴代センチュリーという稀有なサルーンの変遷を見ながら、ニッポンと、ニッポン人と、ニッポン車の変わりぶりをお楽しみください。
【主な内容】
●新車ガイド ・新型センチュリー[ニッポン人とセンチュリー]
・開発者インタビュー 10,000字インタビュー「キーマンに迫る、開発の狙いは?」
・徹底インプレッション ショーファーカーの快適ぶりを実際に試す!
・デザインと機能はどうか? 内外装チェック
・隅々までこだわる。だから隅々まで詳しく知りたいオプション選び
・マニアック! 熱視線[センチュリー豆知識]
・世界のショーファーカー[高級サルーンカタログ]
●特別プラス企画 ・伝説となった国産市販唯一のV12エンジンを読み解く
・好評企画[ああ慕情]歴代センチュリーの系譜
・CARトップ誌面で振り返る、センチュリー記事探訪
・貴重は資料発掘![カタログで見る至宝の魅力]
・縮刷カタログ